多肉植物やサボテンを育てていると、
「現地球?」「徒長?」「ケープバルブ?」「斑入りの意味は?」など、
専門用語に一度は迷いますよね。
そんな“用語の壁”を一気に解消してくれるのが、
Shabomaniac!監修『多肉植物サボテン語辞典』です。
約1,200語を網羅し、写真とイラストを使ってわかりやすく解説。
辞典でありながら“読み物として楽しい”構成で、多肉植物とサボテンの世界がより深く味わえる一冊です。
書籍データ(表でサッと把握)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 多肉植物サボテン語辞典 |
| 監修 | Shabomaniac! |
| 出版社 | 主婦の友社 |
| 発売年 | 2020年 |
| 価格 | 紙版:1,980円/Kindle版:1,782円(税込) |
| 特徴 | ・約1,200語を収録 ・写真&イラスト付き ・初心者〜マニアまで使える総合辞典 |
1.1,200語を網羅した“多肉・サボテン用語の決定版”

本書最大の魅力は、用語数の圧倒的ボリューム。
多肉植物・サボテンの栽培用語から分類学、SNS用語、マニアックな隠語まで
幅広いジャンルをカバーしています。
収録されている用語ジャンル
- 栽培の基礎用語:徒長、根鉢、用土、蒸れ、遮光、休眠 など
- 分類・名称:コノフィツム、ケープバルブ、現地球、学名の読み方
- 形状や特徴のことば:疣(いぼ)、刺座、花柄、分頭
- マニア用語:タニラー、タニパト、胴切り、暴れ個体 など
- SNSでよく見る人気ワード:斑入り、肌質、実生、胴切り株 等
- 地域・自生地に関する言葉:メキシコ産(アガベ系)、ナミビア産(コーデックス系)など
“用語を知ること=育成の理解が深まる”ということ。
意味がわかると、ネット情報や書籍のレベルが一気に上がります。
2.写真とイラストが豊富。辞典なのに読み物として楽しい

一般的な辞典は文字ばかりで読みづらい…
しかし本書は違います。
写真・イラストの魅力
- 説明する用語と実物写真がセットになって理解しやすい
- イラストで形状の特徴を視覚的に理解できる
- サボテン・多肉の実例が豊富で読み物として面白い
辞典というより「図鑑+コラム集」のような雰囲気もあり、
ページをパラパラめくっているだけで楽しい構成です。
写真付きなので、SNSでよく見る「形・肌質・刺」の違いが直感で理解できるのが強い!
3.初心者にも優しい“基礎用語からスタート”構成

最初は基礎的な園芸用語からスタートするため、
これから多肉植物を育てる初心者でも迷わず読めます。
初心者がまず覚えたい用語も丁寧に解説
- 徒長(ひょろ長く伸びる現象)
- 水やりの基本語(腰水、乾かし気味)
- 光量の表現(直射・半日陰・レース越し)
- 土と肥料(赤玉土、軽石、油かす)
- 生育型(夏型/冬型/春秋型)
基礎→中級→マニア向けと段階的に深掘りされていくので、
「辞典が難しすぎて挫折しそう…」という心配もありません。
4.上級者も満足の“ニッチでディープな用語”も収録

Shabomaniac!監修らしく、
上級者でも「これ知らなかった!」と言いたくなるような専門用語が盛り沢山。
マニアが喜ぶ深掘りワード
- 交配・選抜に関する専門用語
- 自生地の特徴や名称
- 形態学(棘座、稜、疣など)
- 種子・実生関連の細かい言葉
- 特殊な形状を表すコレクター用語
多肉植物・サボテンの“沼”にどっぷり入りたい人にはたまらない内容です。
知識が増えると楽しみが倍増する本

用語を知ると、
お店での植物選び
SNSでの投稿内容
図鑑の説明文
海外の育成情報
が一気に理解しやすくなります。
「学名の意味を知る」だけで植物の特徴や自生地までイメージできるようになります。
こんな人におすすめ!

| タイプ | おすすめ理由 |
|---|---|
| 初心者 | 基礎用語から学べるから理解が早い |
| 中級者 | 図鑑やSNSの理解度が一気に上がる |
| 上級者 | マニアックな語彙まで載っていて読み応え抜群 |
| コレクター | 学名の由来や専門用語が調べやすい |
| 図鑑好き | 写真・イラストが多く読み物としても楽しい |
総評:知れば知るほど多肉植物・サボテンの世界が広がる一冊
『多肉植物サボテン語辞典』は、
植物沼に足を踏み入れたすべての人にとって“必携の一冊”。
- 用語がわかる
- 写真でイメージできる
- 読むだけで知識が増える
- 栽培も上達する
という多角的な価値が詰まった辞典です。
初心者からマニアまで満足できる、
“多肉植物・サボテンの世界を言葉で旅する”ユニークな辞典といえます。



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