「観葉植物をもっと本格的に学びたい」「資格を活かして副業・仕事につなげたい」。
そんな人のために、日本国内で取得できる“観葉植物まわり”の実用資格を厳選6つに絞ってわかりやすく比較しました。
学べる内容・費用・難易度・取得方法に加え、資格を活かす収益化アイデアまでセットで解説します。
主要6資格の比較早見表
料金や制度は目安。最新情報は各公式で要確認。
資格名 | 認定団体 | レベル感 | 学習/取得方法 | 期間目安 | 費用目安 | 試験 | 難易度 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ガーデニングアドバイザー | 日本生活環境支援協会(JLESA) | 初心者 | 通信講座修了で試験免除 or 在宅試験 | 約1〜6か月 | 5.9万〜7.9万円 | 在宅(免除可) | ★☆☆ | 初めてのの入門資格 |
グリーンマスター | 日本インドア・グリーン協会 | 初〜中級 | 年1回の会場筆記+公式テキスト | 1〜3か月 | 1.6万前後(受験1万+教材) | 会場筆記 | ★★☆ | 観葉特化の知識検定 |
グリーンアドバイザー | 日本家庭園芸普及協会(公益) | 中級 | 協会講習+CBT試験 | 1〜3か月 | 約5万円+登録料 | CBT筆記 | ★★☆ | 業界での信頼度◎ |
園芸装飾技能士(国家) | 厚生労働省(技能検定) | 上級/プロ | 実務経験+実技・学科(会場) | 3か月〜 | 受検数万円〜(等級で変動) | 実技+学科 | ★★★ | 室内装飾の最高峰 |
園芸インストラクター | 日本インストラクター技術協会(JIA) | 初〜中級 | 通信講座(修了で認定) | 1〜6か月 | 5.9万〜7.9万円 | なし(修了認定) | ★☆☆ | 教える前提の基礎固め |
ガーデニングコンシェルジュ | 日本能力教育促進協会(formie) | 初〜中級 | formie講座修了+オンライン試験 | 1か月〜 | 月額3,980円 or 一括34,100円 | オンライン | ★☆☆ | スマホ完結の“今どき”資格 |
各資格のポイント解説
1. ガーデニングアドバイザー(JLESA)
初心者に最もおすすめの園芸資格。
観葉植物・多肉・花木など、家庭園芸の基本から学べます。
通信講座(例:諒設計アーキテクトラーニング、SARAスクール)を修了すれば、試験免除で資格取得可能。
- 認定団体:日本生活環境支援協会(JLESA)
- 学習方法:通信講座 or 在宅試験
- 費用:59,800〜79,800円
- 難易度:★☆☆(初心者向け)
- 取得期間:約6ヶ月
- 活かせる仕事:園芸店スタッフ、SNS園芸発信、副業販売など
2. グリーンマスター(日本インドア・グリーン協会)
観葉植物に特化した専門資格。
植物名や管理方法、室内緑化の知識を体系的に学べます。
オフィスや店舗のインテリアグリーンに関わる仕事にも役立つ人気検定。
- 認定団体:日本インドア・グリーン協会(NIGA)
- 学習方法:独学(協会発行テキスト+筆記試験)
- 費用:受験料10,000円+教材約6,000円
- 難易度:★★☆(中級者向け)
- 取得期間:1〜3ヶ月
- 活かせる仕事:観葉植物レンタル業、室内装飾、園芸コーディネートなど
3. グリーンアドバイザー(日本家庭園芸普及協会)
園芸全般を幅広く学べる公益認定の信頼度が高い資格。
家庭園芸・観葉植物・草花・野菜まで、正しい育て方を体系的に習得できます。
園芸講師や相談員を目指す人にも最適です。
- 認定団体:公益社団法人 日本家庭園芸普及協会
- 学習方法:講習+CBT試験(オンライン試験)
- 費用:約50,000円(登録料含む)
- 難易度:★★☆(中級者向け)
- 取得期間:1〜3ヶ月
- 活かせる仕事:園芸相談員、カルチャー講師、園芸メディア執筆など
4. 園芸装飾技能士(国家資格)
厚生労働省が認定する国家資格で、観葉植物を用いた室内装飾の専門技能を証明。
実技試験では、ディスプレイ制作・植栽・維持管理など実務的スキルが問われます。
現場での実績を積んだプロがステップアップとして目指す資格。
- 認定団体:厚生労働省(技能検定)
- 学習方法:専門学校・実務経験+実技・学科試験
- 費用:受検料数万円〜(等級による)
- 難易度:★★★(上級者・実務者向け)
- 取得期間:数ヶ月〜1年(準備含む)
- 活かせる仕事:グリーンレンタル業、空間装飾プランナー、イベント装飾など
5. 園芸インストラクター(JIA)
「教えるための園芸知識」を体系的に学べる通信資格。
観葉植物やガーデニングの基礎をわかりやすく整理し、人に伝える力を養います。
講師業やワークショップ開催を目指す人におすすめ。
- 認定団体:日本インストラクター技術協会(JIA)
- 学習方法:通信講座(試験免除あり)
- 費用:59,800〜79,800円
- 難易度:★☆☆(初心者〜中級者向け)
- 取得期間:1〜6ヶ月
- 活かせる仕事:園芸講師、カルチャー教室運営、SNSやYouTubeでの発信など
6. ガーデニングコンシェルジュ(formie)
スマホだけで完結できる“今どき”の園芸資格。
動画学習中心で、観葉植物や庭づくりの基礎知識を短期間で効率よく学べます。
忙しい主婦や在宅ワーク希望者にも人気の通信講座。
- 認定団体:日本能力教育促進協会(JAFA)
- 学習方法:formie講座修了+オンライン試験
- 費用:月額3,980円 or 一括34,100円
- 難易度:★☆☆(やさしい)
- 取得期間:約1ヶ月〜
- 活かせる仕事:在宅講師、園芸ライター、グリーンアドバイザー的活動など
資格を活かした収益化アイデア

観葉植物やガーデニングの資格は、“取って終わり”ではもったいない!
せっかく得た知識やスキルは、発信・講座・販売・サービスに変えることでしっかり収益につなげられます。
ここでは、資格を活かせる代表的な副業・収益化アイデアを紹介します。
① ブログ・SNSで発信して広告収益化

資格を取ったあとは、学んだことをブログやInstagramで発信。
観葉植物の育て方・水やり・おすすめ品種などの記事を継続的に投稿することで、
Google AdSenseやアフィリエイトで収益を得られます。
資格名(例:「グリーンマスター」「ガーデニングアドバイザー」)をプロフィールに記載するだけで、専門性・信頼性が向上します。
② オンライン講座・ワークショップ開催

資格を活かして、自宅やオンラインで教える側に回るのも人気の方法。
「園芸インストラクター」や「ガーデニングコンシェルジュ」は、講師系の副業と相性抜群です。
講座開催時に「資格名+主催者名」を掲げることで、初参加者の安心感が高まります。
③ オンライン相談サービス

植物の悩みを個別に解決する“オンライン植物カウンセリング”。
近年、個人でも「30分2,000円」「1時間5,000円」などの相談メニューを立てる人が増えています。
LINE公式アカウントやInstagram DMから受付できると、初期コストゼロで始められます。
④ 観葉植物の販売・コーディネートサービス

資格取得で得た植物知識を活かして、販売や空間コーディネートに展開するのもおすすめ。
たとえば、ハンドメイド鉢や育てやすい観葉植物をセット販売したり、
「部屋に合う観葉植物の選び方」をアドバイス料付きで提供するなど。
資格名を添えると信頼性が高まり、販売単価アップにつながります。
⑤ 執筆・監修・メディア出演

資格保持者として、園芸雑誌・ブログ・地域メディアなどへの記事寄稿や監修を行う道も。
「グリーンアドバイザー」や「園芸装飾技能士」資格は、
業界誌や企業コラムで“専門家枠”として依頼が来るケースもあります。
専門資格+発信実績=企業タイアップ・広告案件に発展しやすいです。
どの資格から取る?おすすめの取得順

観葉植物・ガーデニング資格は、ステップアップ式で取ると効率的。
目的別に最適なルートを紹介します。
【初心者・副業スタート向け】

① ガーデニングアドバイザー(JLESA)
↓
② ガーデニングコンシェルジュ(formie)
短期間で基礎固め+SNS発信・ブログ化で早期収益化へ。
【観葉植物を専門的に深めたい人】

① グリーンマスター(NIGA)
↓
② 園芸装飾技能士(国家資格)
“知識→実技→実務”の王道ルート。
室内緑化・グリーンレンタル業界に強い資格セット。
【教える・発信で稼ぎたい人】

① 園芸インストラクター(JIA)
↓
② グリーンアドバイザー(公益協会)
講師・相談員・執筆など「教育・広報系」に最適。
公益認定の肩書きで企業案件にも展開しやすい。
【ブランド構築&信頼重視型】

① グリーンアドバイザー(公益)
+
② ガーデニングアドバイザー(民間)
公的信頼性+学習しやすさのバランス。
園芸ショップ・カルチャーセンター勤務にも強い。
まとめ:観葉植物資格は“発信と組み合わせる”のが最強!
観葉植物系の資格は、どれも日常の園芸スキルを収益化できるチャンスがあります。
特に「ガーデニングコンシェルジュ」や「ガーデニングアドバイザー」は、
スマホ完結・在宅取得でき、ブログ・SNS・オンライン講座と組み合わせやすいのが魅力。
最初の一歩は「学ぶ」ことから。
でもその学びを“発信・提案・販売”に変えることで、自分だけの植物ビジネスが始まります。
あなたもぜひ、
「好きな植物 × 資格 × 副業」で、毎日をもっとグリーンにしていきましょう。
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