アガベ・アロエ・ソテツの美しさを“写真”で堪能したい人におすすめなのが、
Shabomaniac! 著『アガベ・アロエ・ソテツ 名品図録』。
荒野に生きるワイルドな自生株から、名コレクターが育てあげた芸術的な名品株まで──
450種以上の名株を収録したアート図鑑の決定版です。
書籍の基本データ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | アガベ・アロエ・ソテツ 名品図録 |
| 著者 | Shabomaniac! |
| 出版社 | 日本文芸社(2023年) |
| 価格 | 2,200円(税込)Kindle版:1,980円(税込) |
| ページ数 | 192ページ |
| 掲載数 | 約450株(名品・自生株を含む) |
| ジャンル | ビジュアル図鑑/コレクター向け写真集/珍奇植物 |
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1.450種以上のアガベ・アロエ・ソテツを一冊に網羅

この図録の最大の魅力は、450種以上もの名品株が美しい写真で収録されている点です。
掲載されているカテゴリの例
- アガベ(チタノタ・パラサナ・トランカータ系 ほか)
- アロエ(原種・ハイブリッド・レア種)
- ソテツ(珍しい変種・大型株・古木)
- ワイルド株(自生地の姿)
- コレクター株(完成度の高い美株)
どのページを開いても迫力のある写真が大きく掲載され、
「次はどんな株が出てくるんだろう?」というワクワク感が続く構成になっています。
アガベ図鑑としても、ソテツ・アロエの名品集としてもトップクラスの網羅性。
2.自生地株×名品株で“違い”がわかる構成

本書は「野生の荒々しさ」と「園芸家の育てた完成美」を
両方の視点から楽しめるように設計されています。
自生地株の魅力
- 砂漠や崖など過酷な環境で育つワイルドな姿
- 葉の厚みやトゲの強さなど “自然の造形美” がよく分かる
- フィールドフォトならではの臨場感
名品株(コレクター株)の魅力
- トゲの配置・葉の締まり・色彩の美しさ
- 長年の管理で作り込まれた完成株
- ネームド株や選抜株も多数掲載
“アガベの最終形を知りたい人” にとって、名品株の写真は大きな参考になります。
3.アート写真集としても楽しめるハイクオリティなビジュアル

著者 Shabomaniac! の写真は、
“植物そのものの造形美” を最大限に引き出す構図・光・背景が特徴。
- 葉の質感がリアルに伝わるライティング
- トゲの陰影が美しいアガベのクローズアップ
- アロエの模様の立体感まで収めるマクロ描写
- ソテツの生命力が伝わる大株の迫力ある撮影
“アート志向のビザールプランツ写真集” としても完成度が高いので、眺めるだけでも満足度が高い。
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4.栽培エピソード・背景解説も掲載

写真だけでなく、
各植物には短いコメント・背景ストーリー・栽培メモが添えられています。
解説内容の例
- 自生地での特徴
- 国内・海外のコレクター情報
- 栽培のポイント(光・水・温度)
- 交配や増殖の由来
- 名品に至るまでの育成ストーリー
栽培上級者でなくても読みやすい簡潔な文章で、アガベ初心者でも理解しやすい。
5.コレクション欲が刺激される“名品カタログ”

ページをめくるたびに、
「このアガベ欲しい!」「こんなアロエ育てたい!」
という気持ちが湧いてくる構成。
- チタノタの鋸歯比較
- コンパクト系アガベのフォルム違い
- レアアロエの斑入りバリエーション
- ソテツの古木の存在感
- 葉模様が美しいアロエのアート性
ビザールプランツ好きの“沼”が深くなる一冊です。
この本はこんな人におすすめ!

| タイプ | 理由 |
|---|---|
| アガベ・アロエ愛好家 | 名品株・自生地写真で知識が深まる |
| ビザールプランツ初心者 | 種類の違いが視覚で理解できる |
| 写真好き | 美しい構図・光の使い方が魅力 |
| コレクター | 次の購入候補や比較に役立つ |
| インテリア好き | アート写真として楽しめる |
まとめ:アガベ・アロエ・ソテツ好きなら“絶対に持っておきたい図録”
『アガベ・アロエ・ソテツ 名品図録』は、
- 圧倒的な写真量
- 美しいビジュアル
- 栽培エピソード
- 自生地と名品株の比較
- コレクターの鑑賞欲を刺激する構成
のすべてが揃った、アート × 図鑑 × 植物学の三拍子そろった名書です。
アガベ・アロエ・ソテツの魅力に本気で触れたい人は、絶対に手元に置いておくべき一冊と言えるでしょう。
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