パキラ(Pachira aquatica)は、初心者にも育てやすく「発財樹」としても親しまれる人気の観葉植物です。
幹を編んだユニークな樹形と、明るいグリーンの葉が魅力。
この記事では、パキラの基本情報から育て方、風水との関係やよくあるトラブルの対処法まで、完全網羅で解説します。
パキラとは?基本プロフィール

項目 | 内容 |
---|---|
学名 | Pachira aquatica |
科名・属名 | アオイ科 パキラ属 |
原産地 | 中南米(熱帯アメリカ) |
別名 | 発財樹、マネーツリー |
耐陰性 | あり(明るい日陰を好む) |
寿命 | 適切な管理で10年以上生育可能 |
なぜ「発財樹」と呼ばれるの?

中国では「財を呼ぶ木」とされ、風水的にも“金運アップ”や“成功の象徴”として扱われます。
プレゼントや開店祝いにもよく使われるのはこの由来からです。
パキラの育て方|置き場所・水やり・肥料

1. 【置き場所】明るい日陰がベスト
- 室内のレース越しの光が最適
- 直射日光は葉焼けの原因になるため注意
- 冬は最低10℃以上をキープ
窓辺で育てる場合は、夏場はカーテン越しに。
2. 【水やり】「乾いてからたっぷり」が基本
- 春〜秋:土が乾いたらたっぷりと
- 冬:乾燥気味に管理し、水やりは控えめに
鉢底から水が流れ出るまでしっかり与えるのがコツ。
受け皿に水を溜めっぱなしにしないよう注意!
3. 【肥料】成長期に月1回程度でOK
- 緩効性化成肥料または液体肥料を春〜秋の間に施肥
- 冬季は休眠するため肥料は不要
剪定・植え替え・支柱のコツ

剪定
- 春〜初夏が最適
- 伸びすぎた枝は思い切ってカットしてOK(新芽が出てくる)
植え替え
- 2〜3年に1回が目安
- 鉢底から根が見えてきたらサイン
支柱管理
編み込みの幹はぐらつきやすいので、大きく育てたい場合は支柱で安定させます。
よくあるトラブルと対処法

症状 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
葉が落ちる | 寒さ・水のやりすぎ | 暖かい場所へ移動、水やり間隔を調整 |
葉先が枯れる | 乾燥・根詰まり | 加湿 or 植え替え |
幹が柔らかい | 根腐れの可能性 | 水を控え、状態が悪ければ切り戻し |
風水におけるパキラの効果

- 金運アップ:玄関や北側の部屋に置くと良いとされる
- 人間関係運:リビングや仕事部屋に配置することで調和を促す
- 気の浄化:観葉植物はマイナスの気を吸収すると言われている
風水においては、「丸みを帯びた葉」「上向きに伸びる樹形」が良い運気を引き寄せるとされています。
パキラ育て方Q&A|初心者向け

Q1. パキラは外でも育てられますか?
→ 夏の間は屋外でもOK。ただし、直射日光と風に注意し、冬は室内に取り込んでください。
Q2. 幹がしぼんできた…元に戻る?
→ 根腐れの兆候かも。乾かして様子を見て、それでも改善しない場合は剪定と植え替えを行いましょう。
Q3. 実をつけますか?
→ 熱帯原産のため、日本の環境下では花や実はほとんど付きません。あくまで観賞用として育てましょう。
まとめ|パキラは初心者でも長く楽しめる「縁起の良い」観葉植物
パキラは、手入れも簡単で、風水的にも縁起が良いことから贈り物にも自宅用にも大人気。
育てやすさ、見た目のインパクト、インテリア性の高さを兼ね備えた優秀な観葉植物です。
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